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2009.11.30

民主党はやるべきことをやらず、できないことをやろうとしている

 30日の週に鳩山首相と白川総裁が会談するそうです。おそらくこの場で、鳩山氏が白川氏に何らかの金融緩和を依頼するものと思われます。

 これをサポートするかのように、朝日新聞が11月29日朝刊のオピニオン欄に岩田規久男氏を登場させています。2~3%のインフレ政策を義務付ける法律を作れなどと、とんでもないことを言っているようです。(「日銀は国債直接引き受けを」はasahi.comにないので原文は読めません)

 小泉政権のときにあれだけ量的緩和をして、それでもインフレにならなかったという事実がありながら、どうやって2~3%のインフレにできるのか、具体的な手順と合理的な説明を聞いてみたいものです。やってみたけどだめだったでは済まされません。

 デフレ下での政策提言をするなら、バブル崩壊後の経済好調時の政策を採用すればいいのですが、それだと、構造改革をし、大企業を優遇し、資産価格を上昇させ、投資を増やして、経済を活性化するという小泉路線になってしまいます。

 民主党ではそれができないので、どうやってもできないインフレ政策か、赤字国債を大幅に発行してばらまく政策を提言することになってしまいます。

 世界経済が一時的によくなっている現時点で株価が低迷しているのですから、今後、信用不安などで世界が二番底になると、日本はここからどれだけ不況になるのか見当もつきません。

 おそらく、そうなっても民主党は何もできないでしょう。やるべきことをやらず、できないことをやろうとしているからです。

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