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2009.08.21

構造改革の「正の遺産」はどこにいった

 読売新聞が、小泉元首相の講演について、否定的で悪意にみちた記事を書いています。
 小泉さん「よほどのことない限り政権交代」

『それから4年。構造改革の「負の遺産」とも言える都市と地方の格差、所得の格差、医療の崩壊にどう対応するかが、今回の衆院選で問われている。』
『“神通力”を失ったように見える小泉氏を、自民党のベテランはこう評した。「もう評論家だな」』

 構造改革は、官から民へ、中央から地方へ、財政再建、がコンセプトでした。
 官から民へ、では、郵政民営化、道路公団民営化、政府機関の統廃合、規制緩和などがありました。
 中央から地方へ、では、三位一体の改革がありました。
 財政再建では、医療制度改革、議員年金の廃止、公共事業の削減などがありました。

 それぞれ大変重要で必要なことですが、副作用として地方の疲弊、医療の崩壊などがありました。しかし公共事業を減らせば地方の経済が打撃を受け、診療報酬を減らせば、医師が離れるのは当たり前のことです。

 お金がないのだから予算内で工夫する方法を考えるべきなのに、なぜ借金することしか頭にないのでしょうか。

 読売は「負の遺産」ばかりを批判し、財政再建をすすめた「正の遺産」に触れていません。マイナス面だけを強調し、「もう評論家だな」なんて、誰が言ったのか、本当に言ったのかもわからないコメントを付け足したお粗末な記事にあきれます。

 政治家もマスコミも国民も、国の借金を当てにし、返済をまったく考えない現状は、まさに中田氏が言う「食いつぶされる」です。若者が絶望するのもわかります。

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