新聞の無責任さ見識のなさを象徴する記事
読売新聞が、「官」の政治主導移行、大きな可能性という記事で、民主党になったら「官僚主導」から「政治主導」に大きく変わるだろうと書いています。
しかしこの「政治主導」はもともと、小泉改革で本格的にすすめてきたことです。小泉氏が高い支持率をバックに強引に政治主導を進めた結果、現状があるのです。民主党になったら、どうやってこれ以上のことができるというのでしょうか。
記事の中では、一応、言い訳のような懸念を並べています。
『 ただ、単なる「官僚たたき」となって、専門知識を持つ官僚を使いこなすことができなくなるようだと、行政が機能不全に陥ると不安視する声もある。』
たかだか数百人の議員を省庁に送りこむだけで、今までうまくいかなかったものがうまくいくわけがありません。能力のない議員が権力でごり押しし、各省庁でトラブルが続発することが容易に想像できます。田中真紀子元外相がいい例です。
読売新聞はそうなっても一切責任は取らず、今度は民主党を叩くだけです。責任がなければ何を書いてもいいのです。
重要なのは、どうやって官僚・公務員に効率よく働いてもらうかです。どうしてもだめなら民営化し、公務員ではなく、会社員として、失敗したら倒産・失業するという恐怖のもとで働いてもらうしかありません。
「国家戦略局」にしても、自民党に国家戦略があると思えないのに、果たして民主党に国家戦略がたてられるのか、寄り合い所帯で決められるのか、財源がないのに何ができるのか、疑問だらけです。
選挙が近いにもかかわらず、具体的な実現の見通しを一切示せない民主党に対し、可能性と期待だけで評価してしまう新聞は、本当に無責任で、見識がなく愚かであるといえると思います。
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