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2009.05.05

BPO=放送倫理・番組向上機構の恥ずかしい議事内容

 ブログを捏造したとか、制作スタッフにインタビューをしたとか、番組の主旨に沿うよう、通常では行わない作業を業者に依頼したとか、最近問題になっていることについて、倫理面、番組品質について、第三者の立場で評価し、改善要求するのがBPOの仕事だと思っていました。

 ところが、はてなからのリンクでBPOのサイトを見てみると、一般の常識からはかけ離れた、とんでもない議論が展開されているのにびっくりしてしまいました。
 第22回 放送倫理検証委員会


ブログを捏造して放送したクイズバラエティー番組について

『何で大騒ぎするのか。被害は何なのか、何もないではないか。どこかで歯車が狂ってきている。』
『あちこちから捏造と言われると制作者が萎縮し、あれもこれもやめようとなって良い番組が消えてしまう。制作者が萎縮する傾向になるほうが恐い。』

委員会の結論は、

『~それによって誰かが被害を被ったわけではない。必要以上に捏造と騒ぐと制作者が萎縮するという意見もあり、~改めて検討することにした。』


制作スタッフにやらせのインタビューをしたバラエティー番組について

『当該局の対応は過剰反応ではないか。調査委員会を立ち上げてどのようなことが報告されるのだろうか。』
『欧米ではやらせにならなくても日本はちょっと神経質なぐらい厳格にやらせにしてしまう。そこまで目くじら立てて取り上げる気はない。』
『やらせとか捏造という倫理を問うキーワードが便利なものとして流通していて、テレビたたきの便利な道具に使われている。』

委員会の結論は、

『あまりにも稚拙であり、悪意すら感じられない。当該局は過剰とも思われる対応をしているが、番組制作の基礎を踏まえて、横着せずに制作してほしいというのが委員会の希望である。』


 一部のテレビ局寄りの委員が、自分の仕事だと思って頑張っているようですが、いくらなんでもこれは常識からかけ離れています。

 こんな発言を公にせざるを得ないということは、公表することで外部からの批判を待っている状況だと思います。組織として機能しておらず、大変恥ずかしいことです。

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