« 2009年3月 | トップページ | 2009年5月 »

2009年4月

2009.04.30

「iPhoneが市場を席巻する」を疑う

 「iPhone」のゲームが世界で売れているらしいです。本当のところはよくわかりませんが、世界のことだからそんなもんかなと思ってしまいます。
 “ゲーム機”「iPhone」が市場を席巻する日(前編)(nikkeibp)

 ・ソフトのダウンロード数が、10億の大台を突破した。
 ・1日当たり約350万本ものソフトを配信し続けたことになる。
 ・DSの3分の1を超える約3700万台が普及し、有力なゲーム
  プラットフォームへと成長した。
 ・日本は“携帯鎖国”なので、アイフォーンとアイポッド・タッチ
  を合わせても販売台数は100万台程度。
 ・ところが世界では、合計で約3700万台に達した。
 ・これはDSの3分の1で、PSPに迫る勢い。
 ・その人気を支えているのがアップストアとゲームソフト。
 ・1万5800種類のソフトが、月間1億本以上流通している。
 ・ゲームソフトの販売で、数千万円もの利益を得るクリエーター
  が全世界で続出している。
 ・ほとんどは無料版で、そのヒットが宣伝効果を生み、有料版が売れる。
 ・ユーザーはゲームを通じて、使われている楽曲を聞き、
  プロモーションという付加価値が生まれる。
 ・日本では2500円の「大辞林」が2万5000本以上売れた
 ・アップルは携帯型ゲーム機市場のユーザーとニーズを
  徐々に奪っている

 でも直感的に何だかウソくさいと思いました。「大辞林」に対するユーザーのコメントが自演くさいです。「数千万円もの利益を得るクリエーターが全世界で続出している」こと自体は事実でしょうが、これもあやしい感じです。セカンドライフを思い出します。

 そもそも、みんなそんなにお金を出してゲームを買うのでしょうか。パソコンのソフトは売れていません。ケータイも、有料のゲームが売れているという話はあまり聞きません。

 iPhoneは、マルチ商法のような仕組みで、むりやりバブルを起こそうとしているように見えます。試し買いが終わったあと、実需の買いが継続し、安定したビジネスになればいいのですが、台数が出ない、有料コンテンツが売れないとなると、とたんにバブルがはじけ、製品やプラットフォームに対するユーザーや開発者の期待を大きく裏切ることになってしまいます。

 日本でも海外と同じビジネスモデルを展開しようとしているが、iPhoneというプラットフォームも弱いし、○○で金儲けができるぞとユーザーを集めることにも失敗しつつあり、残された手は「海外で流行しているぞ」と煽るだけになったという感じもします。

 いくら海外で流行していても、PCもケータイも高速インターネットもゲーム機も普及しきっている日本では、同じことが起こるとは限りません。無理やり流行らせ、ブームを起こしても、その分、続かないリスクが高まります。

 この記事はそういうマイナス要素を説明せず、バランスがとれていません。広告特集のようでもあります。日経ビジネスにも不信感を持ってしまいます。

| | コメント (1) | トラックバック (1)

2009.04.13

主張を通すために「NHKスペシャル」というブランドを汚すNHK

 NHKが東アジアの特集をやる場合、その内容はたいてい偏っています。なぜなら、制作者の考え方が偏っているからです。偏った考えにもとづいて番組を作るなら、たとえ「NHKスペシャル」とか「ドキュメンタリー」とつけられていても、その内容は信用できるものではありません。

 先日の「NHKスペシャル/シリーズ・JAPANデビュー」での台湾の話も、やはり偏ったものであったようです。
 証言の「断片」のみ放映―台湾の被取材者が怒る反日番組「NHKスペシャル/シリーズ・JAPANデビュー」

『私は日本による五十年間の台湾統治はプラス面が五〇%でマイナス面が五〇%と考える。NHKの取材を受け、インフラや教育のよさを語ったのだが、番組は全然取り上げなかった。』

 筋書きがあらかじめ決まっていて、当初のストーリーにあわせて切り貼りして番組を作るなら、それは報道でも、ドキュメンタリーでもありません。

 ドキュメンタリーと見せかけて自分たちの主張を展開するなら、それは詐欺です。NHKは視聴者を騙しています。その上に、自分たちが作ってきた「NHKスペシャル」というブランドを、汚しています。

 税金にも匹敵する受信料を強制的に集めておきながら、放送局と電波を私物化するNHKは、もう存在すべきではないと思います。民営化するか、縮小して国営化するべきではないでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.04.07

ニューヨーク・タイムズは北朝鮮の味方です

 朝日新聞が、自分で大騒ぎしておきながら、仲間の外国特派員にインタビューし、騒ぎすぎではないかとコメントさせて記事にしています。
「日本は軍事的脅威に免疫ない」 駐日特派員の見方

 このうち、ニューヨーク・タイムズ東京支局長のコメントにはあきれました。

『ワシントンやソウルの冷静さに比べて、日本は騒ぎすぎた。』

 ワシントンは遠いし、ソウルは方向が違います。それを同列に比較するなどばかげています。

『北朝鮮は、米国がオバマ政権になりあまり注目されなくなったから、パフォーマンスをやっているだけ。』

 そのパフォーマンスが問題なので反応しているです。ニューヨーク・タイムズはなんとかして北朝鮮をかばおうとしているようです。

『北朝鮮に攻撃の意図がないことは分かっていたはず。バランスに欠け、パフォーマンスに負けたと言える。』

 攻撃の意図がなくても、核を搭載可能なミサイルを日本上空を超え、アメリカに向けて発射したということが重要です。なにがバランスに欠け、負けたのか、さっぱりわかりません。

 大騒ぎしたのはマスコミです。それを批判せず、北朝鮮も批判せず、あたりまえの防衛行動を批判するところをみると、やっぱりニューヨーク・タイムズとは、反日で、北朝鮮にやさしいメディアということになるのでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.04.06

なぜ日本は北朝鮮のミサイルを迎撃しなかったのか

 迎撃しなかった理由についての説明はこの記事にありました。
 北朝鮮が「衛星」名目のミサイル発射(YOMIURI ON-LINE)

『ミサイルが日本のはるか上空を通過したことから、自衛隊はミサイル防衛(MD)システムによる迎撃措置は取らなかった。』

 テレビなどでも、専門家が迎撃ミサイルの射程が足りなかったという解説をしていました。

 外国からは、はたしてミサイル防衛システムが機能するかどうかを注目されていたと思います。なぜ迎撃しないのかという疑問に対して、詳しく解説する記事がないのが不思議です。


 これでイベントは終わりましたが、日米は今後、対北朝鮮の交渉において、より強硬な態度で臨むでしょう。

 北朝鮮としては、アメリカに届きかねない距離までミサイルを飛ばせたことで、成功したと考えていると思います。代わったばかりのオバマ政権に、ひと泡ふかせることができ、これからの交渉に有利になると考えているのでしょう。

 両者の意識がこれだけ違うのであれば、今後の交渉も物別れの連続で、全く無駄ということになるのだと思います。そろそろ、対話ではなく、圧力を中心とした交渉に切り替えるべきでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.04.04

大騒ぎしているのはマスコミだけ。しかも悲しいことにそれに気づいていない。

 ハイテクのレーダーなんだから、誤作動することもあるでしょう。マスコミはそれを大失態であるかのように報道しています。おそらく週末に人員を多く配置し、一部始終を詳細に報道する準備が整っていたのだと思います。肝心のミサイルの発射がないなら、誤作動は格好のネタです。これでもかと報道し、政府叩きに使っています。

 おかしいのはマスコミ自身が、自分たちだけが大騒ぎしていることを認識していないように見えることです。
 ミサイル発射誤情報、日本の混乱を各国相次ぎ報道(NIKKEI NET)

『 誤情報問題は海外主要メディアを通じ世界中を駆け巡った。事実関係のみを報じるメディアが多く、比較的冷静な報道ぶりが目立つ。』

 冷静なのはあたりまえです。みんな、ミサイルが発射されるか、実際に迎撃できるかを注目しているのです。誤情報が出たなんてニュースに価値はありません。

 どうでもいい情報を大々的に報道し、そのおかしさに気付かない日本のマスコミは、本当にどうかしてしまっているとしか思えません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年3月 | トップページ | 2009年5月 »