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2009.03.06

マスコミが批判されるのは、記事品質に対する意識が低いからである

 「Wired」という、比較的有名なサイトの記事に捏造がありました。記事を書くのに困り、多少創作部分を入れてしまうのは、よくあることかもしれません。捏造を謝罪したところまではよかったのですが、記事の根幹部分については「基本的に正しい」とし、記事を削除しませんでした。これは間違っていると思います。

 「日本でiPhoneが売れない理由」 専門家コメントはねつ造だった(J-CASTニュース)

 製造業を考えてみると、もし製品が原因で消費者に被害が出ると、徹底的に批判され、時には会社がつぶれてしまいます。だからみんな必死に品質を上げる努力をします。そして、その結果、品質が着実に上がっていきます。なぜマスコミは、製造業と同じ品質管理や品質向上運動をやらないのでしょうか。

 最低でも、なぜこういう記事が世の中に出てしまったのか、と品質管理を見直し、このライターの過去の記事に問題はなかったのか、他のライターも同じようなことをしていないか、と過去と組織全体に展開し、今後同じ間違いを犯さないためにはどうすればいいか、という体制の見直しが必要です。

 そんな当たり前のことができないから、マスコミは低品質の記事をいつまでも垂れ流し、ゴミと言われるのです。反省する記事もちらほら見かけますが、新聞社、通信社、テレビ局という組織単位で、具体的にどのように品質向上に取り組むのかといった記事は、これまで見たことがありません。

 マスコミは製造業とは違う、と言うかもしれませんが、劣った業界が優れた業界のいいところをまねするのは理にかなっています。この程度のことができないのは、おそらく、製造業を見下しているのでしょう。こういう意識がある限り、改善は期待できないのだと思います。

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