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2008.12.26

日経の記事が劣化しているような気がします

 政府発表の資料を説明した、何の変哲もない記事ですが、ちょっとヘンなものが連続したので、気になりました。

 11月の訪日外国人数は金融危機などで19.3%減 JNTOまとめ(nikkeibp)

『 日本政府観光局(JNTO)が2008年12月24日発表した11月の訪日外国人数(ビジネスなど観光以外の来日を含む)は前年同月比19.3%減の55万3900人。今年8月以降、4カ月連続の減少で、前月の5.9%減から一気に減少率が拡大した。』

 この記事を読むと、いろいろな国から来る外国人の数が、金融危機が原因で減っている印象を持ちます。ところが、JNTOの資料を見ると、訪問外国人のトップは韓国人であり、全体の13万2800人の減少に対し、韓国人の減少は10万900人であることがわかります。

 これなら「全体の減少分の76%を韓国が占めた」などと、韓国中心に書くべきではないでしょうか。さらに、実態は、「円安で船で九州に大挙して買い物に来ていた韓国人の来日が急減した」ということに過ぎないのではないでしょうか。


 日本の1人あたりGDP、G7で最下位に 内閣府(NIKKEI NET)

『 世界全体のGDPに占める割合は24年ぶりに10%を割り込んだ前年(9.0%)より 0.9ポイント下がり、8.1%となった。米国に次ぐ世界第2位は確保したものの、割合は1971年以来、36年ぶりの低水準で、国際的な存在感の低下は鮮明だ。』

 これは2007年の話です。円安と新興国のGDPの伸びが原因のはずです。それなのに、「国際的な存在感の低下は鮮明だ」はないでしょう。来年は、「国際的な存在感を急激に回復した」とでも書くのでしょうか。もうちょっと、今読んでおかしくない内容にできなかったのでしょうか。ちょっと残念です。

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