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2008.10.03

ウソ記事をウソ記事でごまかすマスコミ

 9月29日、国交相の失言で解散日が10月3日に早まったというニュースが、産経新聞などで流されていました。
 麻生、玉砕解散へ…「敵前逃亡」「ボロ隠し」非難覚悟(イザ!)
 10月3日解散濃厚に 中山氏辞任で公明が態度硬化(イザ!)

『公明党が「予算審議をすれば野党に追い込まれる」と態度を硬化、与党内では代表質問終了日の10月3日に解散する地ならしが始まった。麻生首相がボロ隠しの「玉砕解散」に追い込まれようとしている。』
『公明党は「予算審議すれば傷が広がる」(幹部)として態度を硬化。与党内では代表質問終了日の10月3日の解散に向け、地ならしを始めており、3日解散が濃厚な情勢となってきた。』

 こういう複数の記事を読むと、3日解散はほぼ決まりのような印象を持ちます。しかし、麻生首相周辺を取材している記者が、早期解散を明確に否定しています。

 麻生首相に解散の気配なし 解散日程を勝手に捏造したマスコミの困惑(ダイヤモンドオンライン)

『だが、解散を打つ気配はない。それもそのはず、麻生首相はただの一度も解散日について言及したことはない。繰り返すが、ただの一度もだ。困り果てた新聞・テレビの政治部は、「解散」の流れを止めないために、再び「先送り」論を展開する。』
『まったくもって麻生首相が気の毒に思えてくる。決めてもいない解散日程を勝手に作られた挙句、今度は勝手に「先送り」されるのであるから。なんのことはない、マスコミは自分たちで捏造した「解散日」を勝手に動かして、麻生首相の解散への意欲がぶれている、と言っているだけなのだ。』


 10月3日解散なら26日投開票になります。3日に解散しなければ、いくつかの記事が誤報だったことになります。

 10月上旬解散で、11月2日投開票という記事もあります。これも今では否定されており、米下院議会の金融安定化法案否決が原因だと、無理やりこじつけています。


 ウソの記事を書き、それが間違いであっても、「状況が変わってきた」、「方針が変更された」と書けば、なんとかつじつまを合わせることができます。実は全く動いていなかったのに、状況がよくわからない読者は、方針がコロコロ変わっているんだなあと騙されてしまいます。

 今までうまく騙せてきたから続けているのでしょうが、いつまでも同じやり方が通用するとは限りません。こういう記事の積み重ねが、マスコミの信頼を少しずつ損ね、気がついたときには、回復できないほどになっているのでしょう。自業自得ということですね。

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