中国の意向を代弁するニューヨーク・タイムズの社説
アメリカの新聞が、なぜ日本に対して「隣国を対等に扱い」などと言うのでしょうか。日本は貿易に限らず、世界中と関係が深まっています。隣国に限定する理由がわかりません。それに、他国を対等に扱うなんて当たり前でしょう。
麻生氏は「好戦的な民族主義者」 NYタイムズ社説、不穏当な表現乱発(Sankei Web)
『「日本の将来は最大の貿易相手国である中国、韓国、急速に発展する他の近隣諸国との政治、経済関係の強化にかかっている」と麻生氏を牽制(けんせい)した。』
『「米国が最も必要としているのは責任ある戦略的パートナーとしての日本であって、アジアから怒りを買うような帝国主義を空想し、力を誇示するような政府ではない」とクギをさし、「隣国を対等に扱い、民族主義を現実主義に入れ替える必要がある」と“進言”した。』
この“進言”がポイントです。なんだか中国の高官が言っていることとそっくりです。「アメリカもそれを望んでいる」とすれば、日本人も納得するだろうと思って書いているのでしょう。
ニューヨーク・タイムズは、3年前に、自民党の長期政権を、中国・北朝鮮の軍事独裁政権と同一視するという、とんでもない記事を書いています。
また、麻生氏が外相だった2年前に、「扇動的な発言からは誠実さも賢明さもうかがえない」などど、これもまた中国の思いを代弁するような個人攻撃記事を書いて、話題になりました。
自民党員の選挙であっても、麻生氏が国民に圧倒的に支持されて首相になったことは、中国にとってショックであるはずです。今は様子見かもしれませんが、これから、チャンスがあれば、ニューヨーク・タイムズを使って麻生氏を攻撃するのでしょう。
こんどはどんな記事が出てくるのでしょうか。
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