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2008.03.28

値上げ前に冷凍食品を買いだめるから大型冷蔵庫が売れるという米ビジネスウィーク誌

日本の消費者、苦難の時代(米ビジネスウィーク誌)

『 大型冷蔵庫の需要が急増した一因は景気の先行き不安だ。消費者は迫り来る景気減速に備えている。原価高に苦しむスーパーや食品会社が値上げに踏み切る前に大型冷蔵庫を購入し、冷凍食品を買いだめておこうという人も多い。』

 ためられる量はたかがしれています。こんな理由で大型冷蔵庫を買うわけがありません。

 ビジネスウィーク誌は、円高と消費者心理の冷え込みにより、日本は景気後退すると言いたいようです。そんなに単純なのでしょうか。

 企業の利益が増えても賃金が増えないのは、利益が減っても賃金が減らないことが期待されているからです。金融資産の目減りは痛いですが、目先の収入が減らなければ日々の消費はほとんど変わらないはずです。

 バブル後の不況のときも、消費者は企業ほど深刻な影響を受けませんでした。それは国や企業が緩衝材の役割を果たしていたからでした。

 最近の「苦難」は、円高、原油高、食料価格高騰、株安といったところでしょうか。輸入品の高騰は円高で相殺されます。電力料金など、企業が負担している部分もあります。今回は土地バブルの崩壊もなく、不良債権問題もありません。

 こう考えていくと、金持ちの高額品に対する消費が減るくらいで、サブプライム問題が日本の消費者に与える影響は非常に小さいのではないでしょうか。

 海外誌の特派員は、一般の消費者をあまり取材せずに記事を書いているような印象があります。実際はどうなのでしょうか。

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