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2007.07.22

森田実氏の意見を聞いて日本の政治を分析するフィナンシャルタイムズ

 David Pilling氏が、いろいろな人に取材し、参院選とその後の政局分析を紹介しています。フィナンシャルタイムズとしての結論を何も示していないのが残念です。
 参院選、どうなる安倍政権?(nikkeibp)

 ・自民党が45議席を下回れば、安倍氏が首相の座にとどまるのは困難になる。
 ・歳川隆雄氏は、「51議席を下回れば辞任するだろう」と言っている。
 ・森田実氏は、宇野首相の時と同じと言っている。
 ・米コロンビア大学のジェラルド・カーティス教授は、
  「安倍氏は政治的直感が鈍い、お粗末な政治家だ」と言っている。
 ・森田氏は、安倍首相は貴族的で、国民感覚が分からないのだと言っている。
 ・谷垣禎一氏は、首相辞任の可能性を示唆している。
 ・自民党議員らは大敗を示唆し、同情票を誘おうとしている可能性がある。
 ・日本の野党には自滅の歴史があり、希望がある。
 ・創価学会の寺崎広嗣氏は、野党の信用度に疑いを抱いている。
 ・JPモルガン証券の菅野雅明氏は、票が野党に流れるとは限らないと指摘する。
 ・安倍氏には、自民党内で有力な対抗馬がいない。
 ・安倍氏が辞任するようなことになれば、90年代に逆戻りすることになる。

 それにしても、いつも予想を外すことで有名な森田氏を取材するというのは、どうなんでしょう。歳川氏の「51議席を下回れば辞任する」というのも、外れる可能性が高いと思います。総裁選で安倍氏を批判した谷垣氏を登場させるというのもわかりません。

 この記事は安倍氏に批判的な人、支持する人をバランスさせて構成していますが、それゆえに、結局どうなりそうなのか、わからなくなってしまっています。

 反安倍派のコメントは、慎重に分析して導き出された予想というよりも願望が多く含まれているようで、あまり信用できるとは思えません。

 信頼性の低いコメントを並べ、しかもフィナンシャルタイムズとしての意見を言わないこの記事は、いったいどういう意味があるのか、非常に不思議です。

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