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2006.10.09

「勝ってよし負けてよし」は誰のため?と意味不明にまとめるフジテレビ

 フジテレビの特集番組「“独占取材”私だけが知っている小泉純一郎」を見ました。飯島秘書官への取材をベースに、未公開写真などを合わせ、5年5カ月の小泉政治をまとめた内容でした。

 リアルタイムで見てきた人にとっては総集編のようなものです。なかなか面白かったのですが、最後の安藤優子氏のまとめコメントが驚くほどひどいもので、番組をぶち壊してしまったと思います。

『「小泉は人生の8割が反主流派だ」これは、ほどんどの時期、権力から遠くにいたということです。総理になるまでは、ずっと負け続けていたという人もいます。だからこそ、どうしたら勝てるかを考え続けてきたというのです。そして小泉総理が出した答えは、「勝ってよし負けてよし」の言葉に象徴される捨て身の姿勢でした。そのメッセージには驚くほどの力がありました。小泉前総理はかってない高い支持率を維持したまま、5年と5か月の政権に幕をおろしました。しかし、「勝ってよし負けてよし」とは、いったい誰のための勝負だったのでしょうか。そして、その勝負につきあってきた国民にとって、本当にそれは「勝ってよし負けてよし」だったのでしょうか。その答えはまだ見えてきません。』

 「勝ってよし負けてよし」は国民のための勝負であったに決まっています。そして、国民が勝利したのです。そんな当たり前のことが、これだけの番組を作れるフジテレビという報道機関には見えてないようです。

 この番組には国民の視点がありませんでした。スポンサー様がすべてであるテレビ局だからかもしれません。小泉氏と飯島氏が何かうまいことをやって国民をだまして味方にしたにすぎないと考えているようです。

 国民に直接話しかけて、支持を得て、実行する。これこそ民主主義でしょう。国民が支持した政策なら失敗しても国民は納得します。真の民主主義を実現したのが小泉政治なのに、フジテレビにはそれが理解できないようです。

 首相が国民に直接語りかけ、国民が投票でそれに応えれば、そこには報道機関は必要ありません。安倍内閣もそれを引き継ごうとしています。そういうことも理解できていないのだと思います。

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コメント

>小泉氏と飯島氏が何かうまいことをやって国民をだまして味方にしたにすぎないと考えているようです。<

まさに、ご指摘の通りの認識しか持てないところに 報道機関が国内外情勢の本質を見誤り続ける、その理由が存在するのだと思います。
「国民のための勝負に国民が勝利した」現状を認めることは、5年5ヶ月間に渡って小泉政権を批判しつづけてきた報道機関自らの否定を意味します。
 小泉政治の「答えはまだ出ていない」と強弁することで 小泉にだまされたバカな国民のテレビ、新聞離れを食い止められると思っている。
 安藤のコメントに続く、番組終了間際 小泉を揶揄するナレーションの執拗さには呆れてしまいました。
 
 「信念のためには手段を選ばない男だった」「独断専行と言われた」「日本を変えると言い続けた男だった」「時には妙な理屈を言う男だった」「それでもなぜだか愛された」「どんなに批判を浴びようと、小泉は自らの思うままに語り決断しつづけた」
 
 事実を認めたくなくて「日本を変え続けた男」とは言えず、口惜しくて「国民に愛された」と言えず、自己保身と後ろめたさで「どんなに我々の批判を浴びようと・・・」とも言えない。
 最後の捨て台詞が、「小泉は我々日本人をどこへ連れて行こうとしていたのか、まだその答えが出ぬまま小泉はそのバトンをさらに若い世代へ受け渡した、そして小泉純一郎は今ホテルにこもり沈黙を貫いている」
 
 小泉政権がなぜ国民に支持され続けたのか、小泉改革が日本にとってどれほど重要であったか、その改革が安倍政権にこれほどスムースに引き継がれることの意味とは、
 視聴者に対して、これらの事を疑問として丸投げしてしまう、自らの無能の証でもあるこのような姿勢を恬として恥じない報道機関に どのような存在価値があると言うのでしょうか。
 

投稿: 案山子 | 2006.10.09 07:01

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