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2006.10.06

グレゴリー・クラーク氏の「拉致は捏造」という暴言

 イザ!の古森義久氏のブログで、国際教養大学の副学長であるグレゴリー・クラーク氏が、「日本の(北朝鮮による)拉致という主張は捏造だ」ととんでもない主張をしていることを知りました。
 グレゴリー・クラーク副学長の拉致問題侮日暴言、拡大する。(イザ!)

 グレゴリー・クラーク氏と言えば、長年、上智大学の教授をやっていて、何度も聞いたことのある名前です。Wikepediaによると、多摩大学学長になったあと、政府の教育改革国民会議委員にもなっています。

 そんな人がどうしてこのようなおかしな発言を繰り返すのでしょうか。拉致は北朝鮮自身が認めていることです。60年前の徴用と同じだと主張する人はたくさんいますが、拉致自体を捏造だというのは理解できません。

 グレゴリー・クラーク氏のサイトを見てみました。
 中国は脅威ではないと説き、ライブドアは日本のビジネス界のオウム真理教だったとし、天安門における学生虐殺報道をパック・ジャーナリズムと呼び、日本は近隣諸国と領土領海境界紛争を起こす性向が強いようだと決めつけ、日本の強硬路線が拉致問題解決を遅らせると言い、日本がアジアで孤立を深めているとしています。リベラルな考え方を持っている人のようです。

 こういう思想を持つのは自由ですが、問題なのは、その見方、考え方があとになって間違いだったことが証明されてしまった場合です。もし、中国が台湾にミサイルを発射したら、ライブドアが無罪になったら、北朝鮮が崩壊して新たな拉致被害者が救出されたらどうするつもりでしょうか。この種類の人々がよく使う「スルー」でしょうか。

 2002年の「日本経済再生の唯一の手段はケインズ的財政出動への切り替え」という文章が笑えます。

 「経済失政を繰り返してきた日本。小泉純一郎首相に任せていては手遅れになる。」

 間違いはどちらだったのでしょうか。グレゴリー・クラーク氏は、このような致命的な誤りを犯した文章をそのまま掲載して平気でいます。自分の世界の中で書いているだけであり、それが正しかったかどうかの検証はしていないようです。教授、学長と言われる人がこれでは、子供を大学に行かせる意味があるのだろうかと思ってしまいます。

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