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2006.10.23

安倍内閣の経済政策は期待できそうです

 朝日・毎日・読売あたりを読んでいると、安倍内閣に関する記事は、アジア外交や核武装問題ばかりで、国民が最も関心をもっている経済政策の記事がほとんどないことがわかります。安倍内閣でいったい経済はどうなるのか、変わるのか変わらないのか知りたいところです。

 日経には、わかりやすい解説記事があります。
安倍晋三の経済「高成長派」布陣の賭け(9/27)(NIKKEI NET)

『経済財政政策ではイノベーション(技術革新)を合言葉に高めの成長率を目論み、消費税率引き上げを出来る限り先に延ばす「上げ潮政策派」一色の布陣を敷いた。』
『諮問会議の議長でもある安倍。司会役の大田に加え、諮問会議の常勤議員となる財務相、経済産業相、総務相、官房長官の4閣僚は見事に「高め成長」「上げ潮政策」を提唱する顔ぶれ一色でそろえた。』

 安倍首相は何もしない与謝野氏や、消費税増税の谷垣氏を外し、成長優先の人事を行うということで、方針が徹底しています。


 長谷川慶太郎の「動きを追う」にもわかりやすい解説があります。

『組閣人事の中で、とくに注目されるのは財務相だった。総裁選でライバルだった谷垣の後任に尾身幸次を起用した。~企業経営者の主張に深い理解があり、同じく個人投資家への支援重視の発想の持ち主である。』
『他の閣僚人事を見ても、発足当初の小泉政権の印象が回復したかに映る。5年の任期末、次第に発足当初の改革推進の清新さが失われた印象を受ける改造人事が、一転して改革一点張りの強い姿勢で貫かれている。』

 竹中路線の継承者とも言える大田氏を起用し、小泉内閣末期にあった、改革を進めるのか休むのか分からなかった雰囲気ががらりと変わったようです。


 ロイターの経済記事も、よく安倍内閣の経済政策を伝えています。
 政府税調会長に本間氏就任決定 増税色の石氏、再任せず

『財務省主税局は、今月5日に委員の任期が切れた石弘光・前会長の再任を推していたが、石氏は消費税増税の必要性を強く主張していただけに、安倍政権としては来夏の参院選後に消費税引き上げ論議を先送りする方針にそぐわないと判断したとみられる。』

 安倍首相は財務省の意向に反し、消費税増税による財政再建よりも経済成長を選択したことになります。


 すでに企業減税の話がでていますが、企業以外にも減税があるかもしれません。株の譲渡益課税、配当課税も10パーセントのまま続くかもしれません。住宅ローンの減税幅も大きくなるかもしれません。

 高成長をめざすためには、日銀に対して、低金利政策をできるだけ長く続けるようにけん制するでしょう。そうすると円安も続くはずです。

 来年はいよいよ景気が踊り場になって下がり始めるなんて言っているエコノミストがいますが、これだけ成長重視の緩和的な政策がとられることになれば、意外に順調な経済が続くのではないかと思います。安倍内閣の経済政策はかなり期待できそうです。

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コメント

いまも期待していますか?安倍政権に。

投稿: TKZ | 2007.06.02 00:07

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