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2006.06.11

与謝野氏が連日おかしな発言をしています

 与謝野氏は経済財政・金融担当相として不適格ではないでしょうか。このところ、おかしな発言を連発しています。

 9日の閣議後記者会見では、株安の中での金融政策について、責任を日銀に押し付けるとんでもない発言をしています。
 経財相「日銀、慎重かつ責任ある対応とると確信」(NIKKEI NET)

『日銀は何から何まで分かっているわけで、そういうこと(株価の動き)を前提に慎重かつ責任ある政策判断することを確信している』
『(日銀が7月にゼロ金利政策を解除すると言われていることについて)何もかもおわかりの上で判断すると確信している』

 いままでゼロ金利政策解除を支持してきたくせに、都合が悪くなると判断を日銀に押し付け、自分は素人のフリをし、失敗したら、「プロである日銀がやったことで、オレは知らない」と責任逃れをするつもりのようです。


 10日のテレビ東京の番組では、村上ファンド事件に関連して、会社は、従業員、お客様、下請けのものだと発言しました。
 与謝野金融相、村上容疑者を批判(YOMIURI ON-LINE)

『(会社は)従業員、お客様、下請けのものであり、会社は株主のものという見方で全部物事を論じているのはちょっと違和感を感じた』

 会社が株主のものでないとすると、果たして株に価値があるのでしょうか。値段を付けて売っているのはどういうことでしょうか。おかしいとは思わないのでしょうか。

 日本人なら、こういう偉いおじさんがいるのは理解できますが、経済財政・金融担当相である与謝野氏のこの発言が海外に伝わったら、日本は昔の社会主義に戻ったのかと誤解されてしまうでしょう。


 11日のテレビ朝日の番組では、これだけの株安を「想定内」と言い放ち、これ以上下がらないと明言しました。
 株価の底割れないと明言、与謝野担当相(asahi.com 時事)

『(1万4000円台まで下落した株式相場について)想定内。(半年前と比べれば)これでも相当、上等な水準だ。(株価が底割れする可能性についても)ない。』

 これは7000円のときに竹中氏がETFを買えば儲かると言ったのと同じです。株価なんて誰にもわかるはずがないのに、安易に予想をして、もし外れたらどうするつもりなのでしょう。

 与謝野氏の発言の記事が各紙から出ており、しかも、おかしな部分を抜き出しているように見えます。多くの記者がおかしいと感じているのだと思います。それなのに、社説や解説記事で与謝野氏批判がないのが不思議です。各紙とも、現場と編集の意識の隔たりが大きいのかもしれません。

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