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2006.05.04

憲法記念日の毎日新聞社説はひどすぎる

 的外れな政権批判を並べ、その根本原因が憲法改正の遅れによるものだという理解不能な内容です。
 憲法記念日 情熱をどう取り戻すか(Mainichi INTERACTIVE)

 ・イラクの自衛隊は、復興支援も行き詰まり、中途半端な存在
 ・米軍再編での3兆円負担の説明が無い
 ・靖国参拝は中韓から非難され、政教分離に反する
 ・中国との対話ができないため、東アジア共同体構想の中心にいることができない
 ・安保理常任理事国入りが頓挫した
 ・憲法改正は、国民的な盛り上がりに欠けたまま放置されている
 ・小泉首相には憲法改正の情熱が欠けている

といった内容のうち、憲法に関係する批判は、小泉首相の情熱の部分だけです。
 新憲法草案は昨年10月に決定されており、現在は国民投票法の検討をしているところです。着々と進んでいるように思います。小泉首相が消極的なのではなく、単にスケジュール上の問題でしょう。行政改革基本法案などを優先し、憲法改正はポスト小泉の仕事だと割り切っているのだと思います。

 さらに、この社説にはおかしな部分がたくさんあります。

『中国、韓国の2大隣国との政治的関係が、思わしくない状況を通り越して悪化の一途をたどっているのは、憲法が抱える矛盾を放置ないしごまかしているからでもある。政教分離をうたいながら首相が靖国神社に参拝し分離を厳格に守らないことにも起因する。』

 政教分離が問題なのではなく、A級戦犯を分けるかどうかでしょう。無宗教ならA級戦犯も一緒でいいのでしょうか。

『常任理事国入りは現在の平和憲法が本質的に目指す60年の願いだった』

 え?そうだったんですか?聞いたことがありません。

『憲法上、日本国政府は国土と国民を外からの攻撃に対し米軍なしでは守れないので、米海兵隊がグアムにいることなどが必要なのだ』

 ???憲法に米軍が必要だと書いてあるのでしょうか?

 多くの人が読む憲法記念日にこんなメチャクチャな社説を出すなんて、毎日はもうどうしようもないレベルまで落ちてしまったようです。情けないことです。

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コメント

 憲法改正で状況が変わるという根拠不明な主張は、教育基本法改正で教育が変わるという、自民党文教族の主張とパラレルであるように思います。

投稿: Inoue | 2006.05.10 06:40

 「言葉を失う]とはこのような社説を読んでしまったときの状況を指していうのでしょう。自分だけは安全な聖域にいるのだと思い込んで逃げ遅れてしまう間抜けな子悪党の浅はかさ丸出しで みっともない事この上ありません。毎日は新聞社最初のゆで蛙になってしまうかもしれません。

投稿: 案山子 | 2006.05.05 15:33

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