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2006.03.04

量的緩和解除の観測で市場が混乱 与謝野氏が日銀に責任転嫁

 量的緩和の解除を目前にして、長期金利が上昇を続け、株価が大きく下がっています。日銀が金利の急上昇を防ぐと表明しているにもかかわらず、このような動きをするのは、日銀が信用されていないからだと思います。

 それにもましてだめなのが与謝野氏でしょう。経済財政担当大臣であり、経済財政諮問会議のまとめ役であるのに、責任を日銀に押し付けています。
 政府、日銀の「責任」強調・市場への配慮要請(NIKKEI NET)

『与謝野馨経済財政担当相は閣議後会見で解除を容認する姿勢を示しつつ、「(日銀は)物事を決断する以上、責任ある判断をしていただききたい」と指摘。解除に踏み切る場合には金融市場の混乱を避けるよう日銀に求めた。』

 記事の中で「政府」とある場合は与謝野氏のことだったとは、初めて知りました。
 与謝野氏は、日銀の決断をはっきり支持し、それが合理的であることをいろいろな人にきちんと説明し、理解を得るべきでしょう。日銀は金融政策は実質的に変わらないのだからと解除を当然視し、政府は逆に景気失速を心配しています。与謝野氏はその間で、ただオロオロしているだけのように見えます。

 このまま解除後まで市場混乱が続くことになるのかもしれません。

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