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2006.02.12

朝日新聞のライブドア上場廃止報道は誤報か

 朝日が、堀江氏らが有価証券報告書の虚偽記載の疑いで再逮捕されれば、東証はライブドア株の上場廃止を決定すると報道しています。さらに、証券取引等監視委員会が同容疑で告発するか、捜査当局が起訴した段階で、正式に上場廃止の手続きに入ると報道しています。
 東証、ライブドア株を上場廃止へ(asahi.com)

 しかし他紙は報道していません。裏が取れていないようです。ちょっと前の朝日(ロイター)の報道によると、東証はカネボウなどの過去の前例をみながら、上場廃止か維持かの判断をする方針のはずです。ひょっとすると、上場廃止を決定するというのは誤報かもしれません。
 ライブドア、上場維持か廃止かは前例みて判断=西室東証社長(asahi.com)

 Googleを「ライブドア 上場廃止」で検索すると、興味深い記事が見つかります。
 ライブドア 上場廃止にはならない!?(日刊ゲンダイ)

『ライブドア本体単体はなんと自己資本比率が98%と、借入金どころか買掛債務すらほとんどない。現預金は456億円もあり、これは4年半分の売上高に相当する額。グループ全体では957億円ものキャッシュを持ち、ちょっとやそっとのことでは債務超過にはならない。』

 「債務超過が2期続いた」「特定株主の持ち株割合が基準を超えていた」「株主数が基準を下回った」などの明確な理由がなく、ただ、グループ内で黒字の会社から赤字の会社に、グレーなやり方で利益を回していたという理由だけで上場廃止になるのなら、他に該当する企業がたくさんあるような気がします。

 もしかしたら、「粉飾決算なら上場廃止に違いない」と思い込んで記事を書いたのではないでしょうか。それとも、今後はこの程度の違反でもこれだけの短期間で上場廃止にするよう、東証が方針転換したのでしょうか。

 誤報かどうか、あと数日でわかるので楽しみです。

(12日朝追記)
 他紙も報道ありましたね。

 共同通信 2月11日19時38分
虚偽記載重大なら上場廃止 東証、再逮捕の場合
 「虚偽記載が明白で、その影響が重大と判断すれば上場廃止の手続きに入る方針」
 「ライブドアが今後、訂正報告書を提出すれば、東証は報告書の内容や粉飾決算が組織ぐるみで行われたかどうかを慎重に見極める方針」

 NIKKEI NET 2月12日 07:00
ライブドア株、粉飾固まれば上場廃止へ・東証方針
 「堀江貴文容疑者らが証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の罪で起訴されるか、証券取引等監視委員会が同容疑で告発すれば上場廃止を決める方針」

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当然といえば当然か・・・ でも再浮上するような気もするし。 (と書いてるうちにU... [続きを読む]

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