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2005.12.18

このままだと民主党は消滅するかもしれません

 民主党の定期党大会が16、17日に開かれました。
民主党:政権交代に再挑戦の姿勢を強調 定期党大会閉幕(Mainichi INTERACTIVE)

 前原氏は小泉改革について、「短絡的な競争原理や表面的な効率化による変化を押しつけ~」と批判しています。では、民主党にまかせると本質的な競争や効率化が行えるのでしょうか。競争も効率化もなくなってしまい、今よりだめになってしまうのではないかという有権者の不安に答えられていません。

 選挙に勝つには無党派層の票を獲得する必要があります。公務員給与を削減して歳出を減らしたり、国民の多くが信用していない中国に対して強い態度を示すことが必要なのに、それをはっきり言えないようでは、次の選挙も確実に議席を減らすでしょう。
中国「信頼せず」72%…読売・ギャラップ世論調査(YOMIURI ON-LINE)

 ただ、この記事「民主党大会:代表、批判に耐え自ら仕掛けた党内論争に挑む」(Mainichi INTERACTIVE)を読むと、前原氏はバラバラな党内の意見を、外交・安全保障を手始めとして一本化を図っているようです。

『強気の背景には、旧党派の合併を繰り返した「寄り合い所帯」ゆえに、党内融和に腐心してきた党の歴史を払しょくしたいとの思いがにじむ。「いつかこういう時が来る」。前原氏は党大会前、周辺にこう語っていた。』

 もしかしたら、次の選挙直前に、前原vs抵抗勢力の図式ができるかもしれません。抵抗勢力を公認しないなど、うまく小泉的な手法がとれれば、民主党に対する国民の期待が一気に高まるかもしれません。

 耐震偽装問題で与党の腐敗が明らかになった今、自民党に代わる政党になれるよう、期待したいと思います。

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コメント

 パックスブリタニカという視点で眺めた場合、inoueさんご指摘の通りだと思います。
 2大政党のもとで英国がその地位を掴み取り 2大政党のもとで第二次世界大戦を経てその地位から滑り落ちたとはいえ その要因を2大政党制のプラスマイナスだけで説明するのは確かに無理があります。
 先のコメントは戦後の労働党 保守党という2大政党の政権交代に焦点を絞ったものだと思ってください。パックスブリタニカの地位を失ったとはいえ大戦後の英国が戦勝国として一流国家であったことは事実だと思います。そしてその後の二流国家に転落する要因として、度重なる政権交代の影響を語ることは大きな意味があると思っています。

投稿: 案山子 | 2005.12.25 09:50

>二流国家への転落の最大の要因が労働党と保守党の政権交代でした。

説明してほしい。初めて聞いた。
英国の経済的地位の低下はWW1のころから始まっていて、WW2でそれが決定的になったというのが定説です。ホイッグ党とトーリー党による二大政党制が始まったのは、それより200年も前です。

投稿: Inoue | 2005.12.24 17:13

 2大政党による政権交代のマイナスの側面をまず冷静に考えてみるべきではないかと思います。
 サッチャー登場までのイギリスはその典型です。二流国家への転落の最大の要因が労働党と保守党の政権交代でした。西側の盟主アメリカの政権交代に至ってはその影響が人類史を書き換えるほどのものになってしまいます。政権交代可能な2大政党は外交姿勢での差異があってはならない事が最低の条件です。政権交代の最大のメリットは政策決定実行のスピードアップとその劇的変更を促すことに有るのだと思います。
 日本では公明党に代わる健全な中規模政党の存在がまず必要で、民主党は大政党を目指してはならないと思います。それが政権交代可能な政党への近道ではないでしょうか。
 前原にそんな戦略性を期待できるのかどうか。中国脅威論にしても彼の戦略から出たものではないことは明らかですし。

投稿: 案山子 | 2005.12.19 20:04

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