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2005.12.10

NHKの耐震強度偽装問題の報道に期待します

 昨日のNHKニュース10での耐震強度偽装問題の報道は、愛知県半田市のビジネスホテルを取材したものでした。ホテルのオーナーは長年やってきた工場をたたみ、駅から近い立地を生かしてホテルを建てたのですが、それが問題の偽装ホテルであるとわかり、今は営業中止となっています。補強するには窓をいくつか埋めるなどするしかなく、どうしようもない状況です。オーナーの無念な表情が非常に印象的でした。

 そのあとに北側国交相の「ホテルや賃貸マンションは契約があるわけですから~」との映像が流れます。これを見た人は、分譲マンションとそれ以外のこの違いはなんなんだろうと思ったことでしょう。

 半田市のビジネスホテルの取材は結構時間がかかったはずです。キャスターがあれこれコメントするよりずっと説得力がありました。やはりNHKの報道はたいしたものです。これからも期待したいと思います。

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コメント

この手の問題は、マスコミの取材の焦点が、被害者に集まり、肝心の責任の所在を追及しない。私は、土木、建築の現場を担当し、実際に許認可取得申請業務を行うからいえるが、設計図を見て、構造計算書をチェックすれば、許可は出なかった。行政、検査機関の担当者が、いい加減な処理を行った結果である。通常、構造検査書をチェックするために要する日数は、半月である。更に、鉄筋組み立て検査、材料品質検査を、きちんと行っていれば、容易に見抜けた問題である。構造計算書を偽造した建築士は、無論であるが、現在は、構造、衣装、内装、設備と分割して、設計業務を元請設計会社が発注するシステムであるから、元請設計会社が、偽造にきずつかないわけが無い。組織ぐるみの犯罪であると同時に、江東区役所課長のように、現場を知らない女性課長が、近隣者からの、基礎杭の手抜きを指摘陳情され、業者から、手直しをしたとの報告を鵜呑みにして、確認をせずに安全性を説くようでは、行政に勤める資格が無いと言える。一度数十メートル打ち込んだ杭は、抜きなおすためには、多大な費用と時間がかかると言うことすら知らない人間が、許認可を出している。従って、今回の件は、許可を出す検査機関の有資格者も同罪であり、背金は当事者より重いと言える。このような、仕組みが分からず取材報道しても、原因究明とはいえない。

投稿: 田中 敏教 | 2005.12.12 20:20

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