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2005.11.12

「政府インターネットテレビ」を報道しないマスコミ

 オープニングムービーはちょっと金正日風で笑えます。
 10日に始まった政府インターネットテレビは、テレビに似せたページ作りになっており、9つのチャンネルを切り替えてコンテンツを選びます。その内容は、

1ch らいおんウィークリー
 小泉首相の1週間を短くまとめたビデオです。9/25からあります。

2ch ビデオで見る総理
 らいおんウィークリーと似ていますが、内政を中心に、より重要度の高い仕事をまとめています。6月のビデオもあります。

3ch 総理記者会見
 年頭の会見からありますが、6本だけです。

5ch 官房長官記者会見
 細田氏の最後の会見からはじまり、安倍氏の毎日の会見があります。

6ch 大臣インタビュー
 第3次小泉改造内閣の閣僚記者会見がすべてあります。音声がブツブツ切れるのは質問者が名乗る部分を消しているようです。

7ch 構造改革をテーマとした特別番組
 裁判員制度のビデオ1本だけです。

8ch 構造改革の事例集
 各地の成功例のビデオが12本あります。

9ch 政府広報 36本
10ch 政府広報CM 
 テレビCMでしょうか。10本あります。

 おおざっぱに言うとメールマガジンのビデオ版であり、これまで紹介してきたビデオと合わせ、これから本格的に首相官邸からのメッセージを映像で送るものと思われます。

 ちょっと気になったのは麻生外相の記者会見です。15分55秒もあります。何をそんなに話したのかと思い、見てみました。その理由は質疑応答の時間が長いためでした。内容をざっとまとめると、

「総理から渡された紙の話、国益を外さないようにやっていきたい。日中関係は総じてうまくいっており、今後も話し合っていくしかない。韓国とは価値観を共有しているが中国とは価値観が違う。北方領土の問題は歴史が長いので簡単にいかない。拉致事件の対応は従来通り。日米関係は世界で最も重要な2国間関係。自衛隊イラク派遣は国益でもある。ポスト小泉の意欲を持っている。」

といったところでしょうか。中国と韓国は別だと強調していたのが印象に残りました。

 この「政府インターネットテレビ」は政府が国民に情報を映像で直接発信する点で画期的であり、政治分野での比較的重要なニュースのはずなのに、なぜか新聞ではほとんど伝えていません。メールマガジンも画期的でしたが、今度は映像も加わっており、テレビが伝えない情報を伝達できることから、さらに影響が大きいはずです。

 Googleニュースを「政府インターネットテレビ」で検索してみると、たった7件しかありませんでした。技術系のニュースサイトが多く、読売は11日になって初めて記事を出しており、朝日の記事はありません。毎日はGoogleニュースでは表示されないので、毎日のサイト限定で検索すると、行政のカテゴリに目立たないようにありました。

 私も「政府インターネットテレビ」を技術系のニュースサイトで知りました。各新聞社はこれを重要でないと判断したのでしょうか。あるいは自分たちのライバルであるとして、わざと報道しないのでしょうか。もしそうだとしたら、批判・軽蔑されても仕方がないでしょう。

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コメント

こんにちは。
 政府インターネットテレビは小泉内閣メールマガジンで知りました。
 政府については、好き嫌いでなく、それについて知ることは必須だと思っています。
 だけど、インターネットテレビはまだ見にくいです。
 

投稿: sine_wave | 2005.11.13 11:36

マスコミの了見の狭さに改めて驚かされます。インターネットがマスコミのあり方を根本的に変えてゆくのでしょうね。官房長官の記者会見では記者との質疑応答部分は外して欲しくないですが、靖国参拝かスキャンダルが最大関心事である レベルの低い記者達の質問だけカットするわけにも行かないのでしょうから、難しいところですね。スタートしたばかりですから、良い方向に進化していって欲しいものです。

投稿: 案山子 | 2005.11.12 02:43

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