« 森永氏が三位一体の改革を批判 | トップページ | 朝日新聞が福田康夫氏を次期首相に推薦か »

2005.11.04

立花氏が麻生氏は「ポスト小泉から遠のいた」と予想

 「立花隆の「メディア ソシオ-ポリティクス」」の今回は、先日の内閣改造の感想を述べた内容になっています。

小泉改造内閣人事で浮き彫りに キング・メーカーの執念と野望(nikkeibp)

『今回の改造人事を見て何より感じたことは、小泉首相は自分を、キングからキング・メーカーの地位に引き上げたなということである。』

 いきなり理解不能です。次期首相は総裁選挙で選出されるはずであり、小泉首相が指名するのではありません。なぜキングメーカーになったといえるのか、説明すべきでしょう。立花氏の中では、小泉首相=独裁者ということになっているからかもしれません。

 次に、次期首相は現首相に忠誠を誓った者だとし、順番に可能性を分析しています。
 1番は安倍氏だそうです。「小泉首相が一番シンパシーを示しているのは、安倍晋三だ」ということで、実力、実績、政策、政治理念ではなく、忠誠度とシンパシーで決まるようです。

 麻生氏は、外相になったがゆえに、ポスト小泉から遠のいたとしています。それは、国内政治との間に距離ができてしまうためだそうです。例として、福田赳夫氏が外務大臣になったために田中角栄氏に追い抜かれてしまったこと、安倍晋太郎氏が外務大臣を四期もつとめたために、竹下登氏に追い抜かれてしまったことを挙げています。

 今回入閣しなかった福田康夫氏については、小泉首相と確執があるために、次期首相にはならないとしています。

 谷垣氏については言及がありません。

 立花氏の政局判断の根拠は、政治家同士の好き嫌いや過去のしがらみの分析がほとんどのような気がします。そういう部分も多少は影響があるでしょうが、まともな政治家なら、政治理念や政策が同じ人たちが好き嫌いを超えて集まるのではないでしょうか。

 麻生氏の可能性も十分あると思います。過去の例が今回もあてはまるとは限りません。

 自民党の派閥が消滅したのですから、その総裁の決定プロセスが様変わりするはずです。党員選挙がどうなるかも不透明です。これらがどう変わりそうなのかを分析する必要があると思います。

|

« 森永氏が三位一体の改革を批判 | トップページ | 朝日新聞が福田康夫氏を次期首相に推薦か »

コメント

 新聞で政治部の記者が書く記事やテレビ報道での政治評論家の解説が現実の政治情勢と乖離したものになっている事実が徐々に国民に知られてくるなか、彼らの苛立ちが反小泉という論調に傾くのは極めて自然な事と割り切っています。彼らの政局分析の手法がすでに何の役にも立たない過去の遺物と化してしまった責任は、あげて小泉にあると逆恨みしているのですから。
 「小泉さえ政権を去れば」と短絡的に考えて行動に移してしまう幼児性は、ワイドショーで好んで取り上げられる男女関係のもつれから起こる事件と その下劣さにおいて相通ずるものがあるようです。ダイナミックな世界情勢を踏まえた日本の政局を 彼らが理解できる訳がありません。
 料亭で政治家達が密会したとか、手打ちをしたらしい 片一方が怒鳴ったから反目しあっているのではないか、実は彼らは遠い親戚の間柄であるなどの愚にもつかない情報を有難がって集めては記事にしている 無能を絵に描いたような有様です。
 今回の立花の論評も 過去の常識から一歩も抜けられない 哀れさを垣間見せるだけのものになってしまいました。 

投稿: 案山子 | 2005.11.04 09:50

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/2104/6884631

この記事へのトラックバック一覧です: 立花氏が麻生氏は「ポスト小泉から遠のいた」と予想:

« 森永氏が三位一体の改革を批判 | トップページ | 朝日新聞が福田康夫氏を次期首相に推薦か »