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2005.08.24

立花氏がアメリカ経由で小泉批判

 「立花隆の「メディア ソシオ-ポリティクス」」がここ数回、アメリカからのレポートになっています。最初のレポートでは日本の解散についてメディアがほとんど伝えていないことに驚いていましたが、第2弾は、アメリカの話題です。

全米にイラク反戦のうねり キャンプ・ケーシーに注目!(nikkeibp)

 この中で、イラク反戦運動の今後について予想しています。

『このままいくと、イラク反戦運動がベトナム反戦運動のように大きく広がり、アメリカの政治に大きな転機をもたらす可能性がある。かつてニクソン大統領が悲劇的な退陣を強いられた最大の背景は、ベトナム反戦運動の燎原の火のような広がりだったが、ブッシュ大統領も、このままいくと、同じような運命をたどる可能性がある。』

 そうでしょうか。イラク戦争は対テロということで、ベトナム戦争と違い、自分たちの安全に直接関係しています。今のところ死者数もかなり少ないはずです。また、ベトナム戦争のときは徴兵制であるのに対し、今イラクに行っている兵隊は志願兵です。

 そして、立花氏は批判を日本に向けます。

『イラクに自衛隊をとどめておく積極的な理由は何もない。そもそも兵を出した大義が失われている。それに自衛隊が現地で果たしている積極的な功績など、ゼロに等しい。』

 自衛隊はイラク復興のために行っているのですから、望まれている限り意味があると思います。「功績など、ゼロに等しい」なんて失礼ではないでしょうか。

『現地の情勢は、自衛隊からいつ死傷者が出ても不思議ではないほど悪化している。小泉首相は海外で日本兵を殺した戦後初の首相として永久に名を残すことになるだろう。』

 これは見て言っているのでしょうか。今のところ自衛隊に死傷者がいないのは、サマーワが安全だということなのではないでしょうか。
 結局最後は小泉批判になっています。キャンプ・ケーシーは単なる前フリであり、アメリカを批判することで、そのアメリカと強く結びついている小泉政権を叩こうという作戦のようです。

 立花氏はネットを見ているだけで、誰かに取材した様子がありません。これなら日本にいてもできる仕事のような気がします。「米ロサンゼルスに来ている。」と現地からのレポートの形にしているところが何だかいやらしい感じです。

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コメント

私も立花氏はジャーナリストとしては終わってると思う。取材とは、現地へ行って、足で歩いて情報を集めるということが基本ではないのでしょうか。

投稿: Inoue | 2005.08.24 15:32

立花さんの「メディア ソシオ-ポリティクス」に注目しているところ、ゆうくんの部屋にたどり着き、時々拝見しております。
要するに、立花さんは「ジャーナリスト」としてすでに終わっているということです。 モノを実際に見ないで過去の自分が築いたポジションを利用して発言するということ自体、自らそれを証明しているんだろうと思います。 アメリカに住んでいるものとして、イラク戦争とベトナム反戦との接点は見出す風潮はこれっぽっちもないです。
先日サンディエゴのシーワールド(子供をつれて、単純に遊びに行く施設)に行ってきました。シャチのショーが始まるとき、冒頭に司会者(シャチと一緒に泳ぐお姉さん)が、「ここにおられる陸海空軍の方、そのご家族の方、立ち上がってください」と、皆さんを紹介し、その上で、「今、国と自由、そして正義をを守って国外で活躍されていることに皆さん敬意を表してください!」と依頼し、全ての観客の人たちが何の疑念もなく、拍手で本人と、その家族を称えられるところから、子供向けのショーが始まりまりました。 私はこの光景を見て、「銃後で他人の努力で守ってもらっていながら、それを公然と批判し、また自国を守ってくれている自国の人たちをも、賞賛できない日本人」として、恥ずかしく思いました。 
戦いを国の主張を通す手段として利用することは断じて許されませんが、現に「武」に頼る勢力が存在し、誰かが立ち向かわないといけない状況の中で、立花さんみたいに「単なる批判」をするのは、好ましくありません。
立花さんが、ジャーナリストであると、今でも思うのなら、きちんとイラクにも取材に行って、「何の貢献もしていない」のか、「あるいは「何に貢献しているのか」を、報告してもらいたいです。 それが、情勢上できないのなら、言葉を選ぶべきです。
きっと、クーラーの利いたアメリカのホテルか何かで、ちらっと現地の大学の研究所をなめる程度に見てきたあとで、インターネットで取材をして書いた記事だろうと思います。 今、サマワの極暑の地で、目に見えない恐怖に隣しながら、「日本の正義を打ち立てる」ために闘っている同報(日本人)を思ったときに、取るべき立場、姿勢は、もっと異なるハズです。
私は、立花さんが過去どんな功績があるかわかりませんが、ハッキリといえることは、シャチのショーを前に、素直に(政策的な個人の意見を置いて)拍手でその労を称える人たちには、負ける人だと思います。サマワの自衛隊員の人たちは、イラク人とか、【具体的な人に対して、「戦って」いるのではない】ことを、もう一度、人間として肝に銘じて欲しいです。

立花さんの論調は、あまりに、かわいそうだし、バカにした話です。 立花さんの記事は。

投稿: アメリカ在住者 | 2005.08.24 06:33

学生達が「無知蒙昧な民衆を啓蒙しなければ、、、」と騒いでいた時代がありました。
 
 「日米安保反対」「アメリカ帝国主義反対」「自衛隊反対」「ベトナム戦争反対」「アメリカの核兵器反対」「資本主義反対」「大企業反対」を叫んで暴れまわり マスコミも学者もそれを煽り立てていました。

 「ソ連、中国はすばらしい 北朝鮮は天国だ」とも触れ回っていました。
 
 そして 彼らの「反米、反自民」の主張は 日本国民の決断によって退けられたのです。
 
 彼らのプライドは日本国民により傷つけられてしまったのです。彼らがプライドを取り戻す唯一の方法は 以後日本に降りかかるあらゆる難問の原因が、あの時の国民の決断が誤っていた事によると言い募ることでした。
 言い換えれば 日本国民の不幸を心待ちにするという 決して口には出来ない 心の闇を抱える事になったのでしょう。
 
 「反日日本人」の登場です。

 もし あの時、いわゆる「無知蒙昧な民衆」が日米安保や自衛隊の維持を決意してなかったら、知識人に啓蒙されてしまっていたら つまり日本が左翼政権のもとで東側陣営として冷戦を戦っていたら・・・。想像するだけで身の毛がよだちます。

 しかし 彼らはそれを決して認めません。

 9・11の同時多発テロが発生した時 思わず快哉を叫んだ者がいたといいます。バブルが崩壊して以来の彼らのはしゃぎようはどうでしょう。3月危機、五月危機、デフレスパイラル、日本発世界大恐慌、中国に追い抜かれる日本、イラクのベトナム化、サマワの自衛隊員の死傷、白馬の王子様を待つ少女のように胸を焦がして待ちわびているのでしょう。

 イラクで 一人また一人とアメリカ兵が倒れてゆく様を 小躍りせんばかりに報道し コメントしている彼らのあさましい姿。
 
 小泉手法を理由に 自国の首相をヒトラーに例えて怯え攻撃揶揄を繰り返す 彼らの姿に イラク警察の充実に怯え攻撃を繰り返すテロリストの姿が重なるのは私だけでしょうか。どちらも 追い詰められている事にはかわりません。

 彼らの日本国民に対する 強い軽蔑と 深い恨みの炎が 己自身を滅ぼす炎だと気が付くときは やってくるのでしょうか。

投稿: 案山子 | 2005.08.24 06:19

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