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2005.07.22

わかりにくい日経「NETアイ」

 NIKKEI NETの「中国ビジネス特集」からリンクされているページに、
NETアイ プロの視点
というサイトをみつけました。

『日本経済新聞社の編集委員が専門的な視点でニュースを深読み、先読みするNIKKEI NETオリジナルコラム。読者の皆様からの意見投稿なども参考に連載を進めます。』

というもので、12人もの論説委員・編集委員が写真付きで「プロの視点」を紹介しています。

 最新記事は、田村秀男編集委員の読者と考えたい「中国脅威論と8・15」です。

 おかしいのは、

『「民主主義は戦争起こさない」明言を』

です。今ならまず、中国に対して『「中国は戦争起こさない」明言を』と言うべきではないでしょうか

 さらに変なのは、

『「戦争の悔悟」改めて隣人に伝えよ』

です。何度も伝えているような気がしますし、日中友好でいろいろ配慮してきたはずです。ここの文章が非常に読みにくく、何を言いたいのかわかりません。

『そんな考え方のもとでは、~「民主不在」「自由の否定」を厳しくチェックすることができない。~一党独裁の中国に、また北朝鮮に軍事的脅威を感じる~不透明な政治体制~住民の幅広い政治参加なしに、表現の自由なしに、~環境破壊~中国経済破綻というリスクを避けられるか、という問題提起もできない。』
『もはや、風化が著しい「謝罪」の言葉には意味がない。必要なのは、戦後の開かれ、機会平等で、より完全な「万機公論で決す」社会が戦争への重大な悔悟に根差していることをわれわれが再確認し、後退せず、今なお前進させるという決意を隣人たちに披歴(ひれき)することではないだろうか。』

と、中国を批判しているのか、中国を批判しない日本を批判しているのか、わけがわかりません。

 中国が悪いなら、悪い点を並べて、「こうすべきだ」とまとめるべきでしょう。逆に日本が悪いなら、日本の悪い点を並べて、「こうすべきだ」とまとめるべきです。田村氏の頭の中では、日本と中国がごちゃごちゃに一体化してしまっているようです。

 「読者と考えたい」と言われても、ここまでわかりにくいと、読者も困ってしまうでしょう。

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