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2005.05.26

日経 谷口智彦氏のヘンな解説

BizTechに日中関係の解説記事があったので読んでみました。

反日デモ:北京の深層心理、中国が見る日本と日米同盟

この中で、まずは安全保障面の流れについて解説しています。

・昨年12月の「防衛計画の大綱」で、日本は中国を脅威ととらえるようになった。
・今年2月の2プラス2で、台湾問題の平和的解決を、日米双方共通の戦略目標だとした。
・中国は3月に台湾独立を軍事力で防ぐ反国家分裂法を成立させた。

次に、中国側の立場について解説しています。

北京の目に日本は、政治・軍事力をにわかに強化、米国と共同し中国牽制へ乗り出した国として映る。反日暴動を容認したのは、この際世界へ向けて日本の不徳を訴え、勢いをそぎたかったのだと思えば動機を解せる。~ ところが日本では、中国が日本をそのように見ているかもしれないことについて認識、議論ともに乏しい。日本が軍事的に今何をし、これから何をしようとしているかに対するメディアの報道は低調で、国民の関心は低い。

「メディアの報道は低調」とありますが、自分はメディアの一員ではないのでしょうか。他人事のようにメディアを批判しています。
「日本では、中国が日本をそのように見ているかもしれないことについて認識、議論ともに乏しい。」とありますが、そんなことはないでしょう。メディアがわかっていないだけだと思います。報道しないから国民の関心が低いと思わないのでしょうか。

例えば、「昨年末から日本の戦略がこのように変わっており、それに中国が反発した結果がやらせ反日デモである」と反日デモのときに解説すべきだったのではないでしょうか。

一方日本の政治家そして国民には、自国の軍事思想と戦略が今しも大きく変化しつつあることへの認識がどれほどあるか疑問である。

国民はともかく、政治家はわかっているでしょう。わかっていてやっているはずです。

力を認識しないまま大きくなる子供なら、できればのさばらせたくないと思う感情は持たれて不思議はない。等身大の自画像を、日本人自身持つ努力が急がれる。

これはひどすぎます。日本が力を認識しない子供であり、中国が子供である日本をのさばらせたくないと思うのは当然だと言っています。谷口氏も中国の代弁者のひとりのようです。

また、谷口氏は、なぜ日本の戦略が変わったのかについて解説できていません。変わったことにやっと気づいた段階のようです。日経ビジネスで署名記事を書いている人がこの認識で、日経は大丈夫なんでしょうか。

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