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2005.04.27

立花氏の中国無条件支持に意義あり

「立花隆の「メディアソシオポリティクス」」にまたまた新作がアップされました。

歴史認識の“修復”なしに反日デモは終わらない(nikkeibp)

この内容をまとめると、
・日本人は日中関係の歴史に対する知識が圧倒的に欠如している
・それを知っている俺に言わせれば、中国民衆・政府の行動は当然であり、正しい
・小泉首相の行動が中国の親日家を苦しめている
・小泉首相は二進も三進もいかない窮地に追いこまれている
・次の8月15日に北京、京城をまわり、花束をささげ、「痛切なる反省と心からのおわびの気持」を表明すべきだ
となると思います。

しかし一般の日本人としては、なぜ立花氏がそこまで過去にこだわり、なぜこれほどまで中国の味方をするのかと疑問に思わざるを得ません。

中国人の若者は、五四運動とか、日中戦争当時の抗日運動の意味など、皆さまざまな形で(歴史の時間だけでなく、文学でも、映画や演劇でも)繰り返し繰り返し学習させられてきた

ということなので、熱心に学習した若者などが反日デモに参加するのは当然だというのはなんとなくわかります。立花氏も繰り返し学習したのでしょう。

過去についての謝罪はもっともだと思いますが、それでは現在の中国のありかたについては何も問題はないのでしょうか。現在の独裁体制、さまざまな自由に対する弾圧を正当化するために、敵を外に作っているという考え方はできないのでしょうか。

中国と聞いただけですべて彼らが正しいに違いないという思い込みが先行し、デモが官製デモであり、反日サイトも実は政府がコントロールしていることも指摘せず、中国政府の戦略も冷静に分析できていません。これでは、一般の日本人に対しての説得力が全くないと思います。

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