« 2004年11月 | トップページ | 2005年1月 »

2004年12月

2004.12.30

「ポストPCのパラダイム」とは

AV watchの東芝関連のニュースを見ていたら、9月28日のニュースで気になるキーワード「ポストPCのパラダイム」を見つけました。東芝の人が言うには、

「ポストPCのパラダイムが始まった。今後は、コンテンツホルダ/プロバイダとの協業による新しい映像文化の創造が非常に重要になる。」
「映像ネットワーク時代の中心は、コンテンツになる。これをいかに安く、早く、安易に届けられるかが非常に重要となる。そのため、著作権保護、課金システムの強化や、コンテンツホルダとの共存を目指していく」

とのことです。

PCの終焉はあり得ないと思うのですが、なんとしてもPCを終焉させたい人たちがたくさんいるようです。それは、家電メーカー、コンテンツホルダ/プロバイダ、著作権管理団体であり、PCのように何にでもなり、自由にコピーできる装置が存在しては困る人たちです。

「PCはなくなる」と予想するのは、願望として「なくなって欲しい」と言っているのであって、「論理的に考えればなくなるはずだ」ということではなさそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.29

「FTA促進でアジアに農業技術援助」は愚策

YOMIURI ON-LINEより
FTA交渉促進めざし農水省、アジアに農業技術援助へ

日本では農業保護がFTAの障害になっているのですが、この農水省の政策は明らかに問題を先送りする愚策です。

国内の農業を保護することでますます弱くさせ、税金で外国の農業をどんどん強くする政策です。数年後にはますます弱い立場で大幅な譲歩をすることになるのでしょう。

保護をなくしていくとともに、日本の農業を強くするために税金を使うべきでしょう。やるべきことが逆だと思います。

農水省はBSE問題で消費者重視の方向に政策転換したと思ったのですが、どうもそうではないようです。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2004.12.28

ベネッセが定義する「リテラシー」

子供が進研ゼミの「チャレンジ○年生」をやっているのですが、親向けの冊子を読んだところ、「いろいろな教科の知識を組み合わせ、目的に合わせて使える能力をリテラシーといいます。」と断言していることにびっくりしてしまいました。

ベネッセはそのホームページで、

子どもたちのこれからのために、本当に身につけてほしい力。今、社会そして入試でも問われ始めている、そんな力が「リテラシー」です。
●解き方を覚えるのではなく、違う問われ方でも知識や技能を使いこなせる「応用力」。 ●情報を正確に読み取り、問題点を整理しながら筋道立てて考える「思考力」。●自分の考えを、相手に対してわかりやすく伝える「表現力」。
【リテラシー(literacy )】
社会生活をおくる上で必要不可欠な力。従来は「読み書きできる能力」を指していましたが、国際化・情報化が進む現代、「知識(情報)を組み合わせて使いこなす能力」と進研ゼミでは捉えます。

と説明しています。

私の感覚ではリテラシーとは本来、文字が読み書きできるかどうかをいい、それが転じて、コンピューターリテラシーとか、メディアリテラシーとかの派生語が使われているというものでした。

Googleで「リテラシー」を調べてみると、321,000件ありました。情報リテラシー、メディアリテラシー、ITリテラシー、コンピュータリテラシーといった使い方が多いことがわかります。
この検索結果からその4つの使い方を除くと、80,500件となり、マネーリテラシー、恋愛リテラシー、環境リテラシーと、だんだんと聞いたことがない言葉になってきます。
リテラシーを「知識(情報)を組み合わせて使いこなす能力」という意味で使っているサイトは、ベネッセを除いては見つかりませんでした。

JapanKnowledgeで「リテラシー」を調べてみると、デジタル大辞泉で、
1 読み書き能力。
2 コンピューターについての知識および利用能力。
ランダムハウス英和大辞典で、
1 リテラシー,識字能力,読み書きの能力;言語運用能力
2 教養がある[教育を受けている]こと,教養
3 (特定の分野・問題に関する)知識,能力
といった意味しかありませんでした。


やはり、リテラシーという言葉を使うなら、頭に何か言葉を付けるべきではないでしょうか。例えば「合格リテラシー」はどうでしょう。ちょっと露骨でしょうか。
教育にたずさわる企業なのですから、このように勝手に「リテラシー」という言葉の定義をすべきではないと思います。間違った言葉の使い方が広まらないうちになんとか見直して欲しいものです。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2004.12.27

年賀状配達で子供たちにこづかい稼ぎをさせたらどうでしょう

年賀状を書いていて思ったのですが、近所向けでも一律50円というのはちょっと高いような気がします。

同じ町内やマンション内でも同じ値段なので、近所に限って子供たちに配達させて、こづかい稼ぎをさせたらどうでしょう。元日にやらなければいけないという条件がありますが、違法ではないと思います。

1枚5円で年賀状風のはがきを作り、販売します。町内限定での配達料を1枚40円とすれば、結構売れるような気がします。100枚配達すれば4000円なので、結構な金額になります。大きなマンションなら、マンション内だけで注文をとり、メールボックスに入れるだけで結構な儲けになると思います。

働いてお金を稼ぐという、教育にもいいことだと思います。郵政民営化がどういうことなのか、考えるきっかけになったりするかもしれません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.26

最新プリンタはPCがなくてもいいように設計されているようです

ヘッドの調子が悪いせいか、カラー印刷ができなくなってしまい、修理でお金をかけるよりは、ということでプリンタを買い替えることにしました。スキャナ、メモリカードスロットがついた複合機です。

このプリンタをみると、ここ数年間の技術がどういう方向で進歩しているかがわかるような気がします。以前はパソコンの周辺機扱いで、パソコンがないと使えなかったのですが、このプリンタはスタンドアロンでコピー、デジカメプリント、フィルムスキャンができるようになっています。

マニュアルの「パソコンで使う」の章は、いきなり「電子マニュアルの見方」から始まっています。まるでパソコンとつないで使うほうが特殊な使い方であるかのような書き方です。

このようなPC不要の装置が増えてきたために、「PCがなくなる」と言う人が増えたのでしょう。

これまではPCが汎用品であるがゆえに、プリンタ、デジカメ、スキャナのホストをたまたまやっていただけであり、それらの装置が独立して動けるようになればPCから離れていくのは仕方がないことだと思います。

PCとしては、あたらしい使い道を提案できればまだ伸びるし、提案できなければ、ジリ貧になるのでしょう。しかし、ジリ貧になったからといって、一気に「PCがなくなる」ということはありえないでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.23

果たして「PC中心時代の終焉が始まる」のでしょうか

CNET Japan 森祐治さんのコラム「PC中心時代の終焉が始まる」を読みました。

IBMがPC事業をレノボに売却したことは、PCがIT産業の中核である時代が終焉を迎えつつあることを意味すると言っています。

果たしてそうでしょうか。

IBMの事業売却は、利益を最大にするという経営者の判断によるものです。PCがIT産業の中核にあり続けるかどうかは、技術やコストの問題です。したがって、両者は直接には関係ないはずです。

売却の理由をまとめると、
・PC事業単体の負債がかなりあり、なんとかしたかった
・利益がでないために全体の利益率を下げてしまい、株主からの評価が低くなる
・高く買ってくれる会社が現れた
・PCがコモディティ化し、他社PCをIBMのシステムに組み込んでも問題ない
というだけであり、ポストPCをにらんだ戦略などではないと思います。現時点でポストPCが存在しないのですから、あったとしても言い訳用の戦略だと思います。


森さんは、PCの後を継ぐものとして、CELLを挙げています。「サーバとPCを飛び越した各種アプライアンスが物理的ネットワークを介して直接的に協働することが可能」とのことですが、そんなにうまくいくのでしょうか。

PCとは、汎用コンピュータであり、CPU、プログラムメモリ、入出力装置を持つものと定義されます。現在のPCの優れている点は、キーボードやマウスなど使いやすい入力装置が自由に接続でき、大画面の液晶ディスプレイと、ウィンドウシステムが大量の情報を自由自在に表示できることです。

CELLでこれと同じことができるアプライアンスを作っているうちに、「これなら、売っているパソコンを買った方が早いよ」ということになってしまうような気がします。

数年前に、PCがすべてケータイに置き換わるというような話があったような気がしますが、結果はそうなりませんでした。まずはその判断ミスの検証からすべきです。それとも、未来を予測する人は過去のことは気にしないのでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.22

IBMが中国LenovoにPC部門を売却

発表から2週間ほどたってしまいましたが、これについて考えてみました。

今のWindows PCはもともとIBMが生み出したものです。その本家がPC部門を売却するということで大きなニュースとなりました。

確かにPCは利益の薄いビジネスです。先進国では今後、伸びが期待できず、かといって途上国でのビジネスは中国メーカーとの競争でこれも利益が望めないということで、価値のある今のうちに売却して利益を確保しようという発想はわかります。

しかし、要素技術のノウハウがなくなってくると、それを生かしたシステム提案ができなくなり、競争力が弱まるような気がします。PCは次世代技術を試す場所であり、PCを捨てることは、次世代技術がよくわからなくなってしまうことを意味すると思います。

この決断の結果は、おそらく10年以上先に出ることになるでしょう。それまでは利益が伸びて、IBMのトップの評価は高まるかもしれません。その先はマイナスの影響がでてくるかもしれません。

日本では富士通や東芝のトップがすぐにPCビジネス継続の表明をしています。日米の考え方の違いがはっきりとでている感じです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.21

2005年の国債暴落は回避か?

国債暴落で金利急上昇、日本破綻などと主張している人々の根拠のひとつに、2000年に大量発行された5年債が05年に償還されることがあります。

asahi.comの国債発行総額、14年連続で最高更新 財務省計画によると、

・発行総額は7兆1千億円増
・日銀が保有し、満期を迎える国債は、6兆4千億円分を1年借り換える
・個人向け国債の発行予定額を今年度より2兆3千億円増額

ということで、十分消化できそうな感じです。これで来年も低金利が続くでしょう。

ところで、全体の数字は、
・05年の国債発行総額は169.5兆円
・05年の新規発行総額は 34.4兆円
・05年の借換え債総額は103.8兆円
ということですが、総額-新規-借換え=31.3兆円がどこに行っているのかわかりませんでした。財務省のサイトを調べたところ、「財政融資特会債」になっていました。
記事を書くときは数字を文中に入れるのではなく、別に一覧表にしてわかりやすく、計算が合うようにするほうがいいような気がします。あるいは、財務省のサイトにリンクを張って解説だけするほうが簡単で、もっといいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.19

NHKは民営化すべし!

今日、海老沢会長が出演して謝罪番組をやっていました。ひたすら謝って「みそぎは済んだ。これからの俺を見てくれ」でひとまず沈静化を図ろうというところでしょうか。

NHKの本当の問題は、受信料制度の是非です。

民放とあまり変わらない番組構成の局に「NHKの放送を受信できる受信機を設置した者は、NHKと受信契約をしなければならない」という特権を与える必要があるでしょうか。私はないと思います。

「民間でできることは民間がやる」という原則に従えば、NHKは民営化すべきです。とはいっても、お金は受信料として国民が出しているので、「民放化すべき」というべきかもしれません。
国民の多くはNHKを支持しており、なかなか民営化せよという声は大きくなりません。民営化反対の理由は、
・スポンサーの意向に左右されてしまう
 ->有料放送にすれば解決できます。NHKはすでに国の意向に左右されているのではないでしょうか
・優秀な番組を制作、放送できなくなる
 ->民放でもいい番組はあります。
・政見放送などはどうするのか
 ->放送免許を与える条件として放送を義務付けるか、お金を払って放送すればいいと思います。

完全国営化だと娯楽番組にかかわっている組織をどうするかが問題になりますので、やはり、まとめて民営化するのが現実的です。NHKが好きな人は非常に多いので、当分の間はコマーシャルをあまり入れなくても運営していけると思います。

そして一刻も早く時代遅れの受信料制度を廃止していただきたいです。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2004.12.18

日本は、「中国はいらない」ようです

台湾・李前総統にビザ発給へ 年末年始、観光目的で来日

16日、政府が台湾の李登輝前総統に、ビザを発給することを決めました。中国政府は激怒しています。靖国参拝、中国原潜領海侵犯、ガス田問題で悪化していた日中関係は、悪化が加速しています。

17日の日韓首脳会談で、来年の「日韓友情年」に向けて年間往来者数500万人、羽田空港と金浦空港の直行便を倍増、韓国人観光客へのビザ免除など、具体的なことがいろいろ決まっているのとは対照的です。

まるで日本は「中国はいらない」と言っているようです。

日本は北朝鮮の拉致問題で中国に頼ってきましたが、遺骨が再びニセモノだったことで、北朝鮮に強い影響力があるはずの中国は、実は全くあてにならないことがわかりました。

日本から中国への輸出は伸びており、中国は大事なお客さんではないかと思うのですが、中国に買ってもらわなくてもインドやASEANなどが買ってくれるという読みなのでしょうか。

これに対して中国がどのような具体的な措置をとるか、日本の輸出業者がどのような圧力をかけるのか見ものです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.15

インターネットの発達にともなう大学教育の変化

ITmedia(12/14)の 「教育者を悩ますインターネットリサーチ」はアメリカのレポートですが、今後日本でも問題になると思われます。あるいはすでに問題になっているのかもしれません。

 学生は簡単に手に入る情報にあまりに慣れてしまい、1時間も2時間もかけてまでとびきり良い情報源を見つけることなど考えもしない
 Microsoftによる最大の革新は何かを挙げるよう問われた学生のうち、63%は解答を見つけるのに同社のWebサイトしか見ていなかった。

昔の大学生は、図書館に行っていろいろな本から情報を書き写し、編集して自分の意見を付け加えてレポートを作成しました。
今の大学生は、図書館には行かず、Googleで検索して、コピペするだけのようです。

学生がレポートを作成するときに、昔と比べて何の苦労もなくレポートができてしまうのが納得できない、という気持ちは分かりますが、インターネットが普及した現在では、仕方がないことだと思います。レポートを作成させる目的は、情報収集をさせてそれをまとめさせるということだと思いますので、インターネットの普及に合わせてやり方を少し変える工夫が必要です。

例えば、まずインターネットにある情報を調べ、次に、「本人に直接聞く」、「現地に行く」など、情報収集の方法を指定したらどうでしょう。入手した情報の一覧表を作らせ、そのまとめを書かせ、最後に自分の意見を述べるというように、形式を指定するのです。そうすれば、全体として昔より格段に優れたレポートになると思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.14

バトルがますますヒートアップしています

木村さんの「切込隊長、なぜ無断訂正されたのですか?」
に対し、
切込隊長さんが「わーい、木村剛様から返事が来たよー」
で返しています。

切込隊長さんはネット以外では無名なのだから、もし事実無根なのであれば、「~のような話が一部にあるが~」として、数字を挙げて健全性をアピールするだけで終わりのような気がします。そうすれば、皆木村さんの方を信じると思います。それをしないから、ひょっとして本当なのか?と思ってしまいます。

日経BPによると、
・預金残高は300億円ほど
・融資の実行額は50億円弱
・9月に約1億円の焦げつき
・定期預金の金利は0.5パーセント
・資本金は30億円弱
という状況とのことです。

例えば、「現時点で不良債権比率は悪くみても50パーセントだから、債務超過ではない。今後、有望な貸し出し先が開拓できそうであり、増資の予定もある。」などと表明すれば、現時点では問題ないような気がします。経営方針をめぐる争いなどはよくある話で、健全性のみ説明できればいいのではないでしょうか。

ところで別の話になりますが、貸し出ししていない分を国債で運用しているのかどうか興味があります。もしそうなら、普段おっしゃっていることと矛盾すると思いますので。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.13

木村さんと切込隊長さんのバトルが発生しているようです

木村さんの「切込隊長、本当に残念です。でも、ありがとう。」で、宣戦布告のような文章を書いています。

この度、切込隊長が、私個人に対する罵詈雑言にとどまらず、日本振興銀行に関して事実に基づかない風説を流布されるに及んで、何もせずにスルーし続けることは不可能となりました。本当に本当に残念に思います。
切込隊長にお願い申し上げます。謝罪の意を示していただくとともに、該当記事を即刻削除していただきたい。そのお願いが聞き入れていただけない場合、粛々と対応させていただくことになると思います。

ということで、切込隊長さんのブログの内容を削除しないと訴えるかもしれませんよ、と言っています。

その内容とは、
「木村剛1 ~薮蛇呼ばわりされるのは大変光栄なわけだが」
「木村剛2 ~クイズ17人に聞きました」
にあるものです。(参考としてのzakzakの記事

つまり、木村さんが設立した日本振興銀行が、あまりうまくいっていないようなのです。中小企業に無担保・高金利で貸し、高い利益を上げるという新しいコンセプトだったのですが、無担保だと資金回収が難しいし、高金利で借りるような中小企業には危ないところが多いということで、このビジネスが成り立っていないということのようです。

木村さんは従来から銀行の不良資産の査定厳格化を主張していました。今回、立場が逆になったわけで、自分の銀行の査定は厳格にしないのか、ということが問題なのでしょう。

利益を上げられないで、不良債権が増えるだけなのであれば、金融庁がきちんと検査して処理すべきと思います。設立からまだ日が浅いからといって査定を甘くすべきではないと思います。かつて金融庁のプロジェクトチームのメンバーだからといって、特別扱いすべきではありません。

「週刊!木村剛」は、圧倒的な情報量と更新頻度でココログの初期から活躍してきたわけですが、ここにきてココログも新たな段階に入ってきたということでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2004.12.09

若林史江さんがWBSの特集に出演

ちょっと前ですが、12/6のテレビ東京のワールドビジネスサテライトで、あの若林史江さんが出演し、「24時間できるから、これからは外貨トレードに挑戦(はあと)」と言っているレポートがありました。

株で十分儲けているはずの彼女がわざわざ為替をやらなくてもいいような気がします。もしかしたら宣伝でしょうか。もし宣伝だとしたら、番組の中でこのような宣伝をするのはいかがなものでしょうか。

若林史江さん出演のビデオのあと、大石さんが「損失が予想以上に膨らむかもしれないので、注意を」などと言っていました。だったらこんな特集しなければいいのにと思ってしまいました。

| | コメント (0) | トラックバック (4)

2004.12.08

なぜ年金未納者は脱税で逮捕されないのでしょうか

asahi.comの記事「年金保険料納付証明書、05年所得から添付義務づけ」によると、2005年の確定申告から、国民年金保険料を払っていないのに払ったと偽って所得控除していたのができなくなります。

これは記事にあるような「批判がでていた」で済まされることではなく、悪質な脱税であり、逮捕されるべきではないでしょうか。さらに、何年かさかのぼって課税すべきと思います。

社会保険庁が未納者リストを国税庁に渡し、確定申告書とつきあわせれば、脱税者リストが簡単に作れると思います。ぜひ、やっていただきたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2004.12.05

「長谷川慶太郎の大局を読む」を読みました

これから景気が悪くなるのか、それほどでもないのか、よくわからない状況ですが、こんなときは、世界の大局をつかみ、そこからヒントを得るのがいいと思います。アメリカ大統領も決まったし、これからどうなっていくかを判断するのに、この本に頼ることにしました。

・「アメリカ主導の一支配体制」は揺らぐことはない。それによるデフレも定着する。
・世界経済は安定する。日本がドルを買い支える。
・イラクの再建は促進され、中東全域の改革につながる。
・中国の政治、経済は危うい。好調に発展しているように見えても、裏には問題をいくつもかかえている。
・北朝鮮崩壊は近い。
・国内政治は小泉旋風が吹き荒れる。当分選挙がないのと、橋本派の崩壊で構造改革が着々と進む。郵政民営化で資産350兆円が直接金融に向かう。
・国内経済は高度成長。世界中が日本の技術、工作機械を必要とする。
・日本は、国連常任理事国をめざし、世界に貢献する。

いつもながら楽観的な見方にあふれています。なかなかイラクは安定しませんし、中国のバブルもなかなか破裂しません。北朝鮮もなかなか崩壊しません。しかし、大局をつかむのが大切なので細かい読み違いは気にしてはいけないのでしょう。

注目すべきは、国内政治の見方です。小泉改革がどんどん進むようです。そうだとすると、改革期待で来年も経済は安泰かもしれません。高度成長はありえないでしょうが、定率減税も段階的に廃止できるほど経済が強くなっているようです。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2004.12.03

「いただきますよう」か「くださいますよう」か

最近、電車のアナウンスで、「本日はxxxxをご利用くださり、ありがとうございます」と言っているのに気づきました。以前は、「ご利用いただき」と言っていたような気がします。

たまたま見つけた赤い手帳によると、

× お忙しいところ、おいでいただきありがとうございました。
○ お忙しいところ、おいでくださりありがとうございました。
(相手を主体にするときは、謙譲語の「いただく」よりも、「くれる」の尊敬語である「くださる」が適切)

ということで、「くださいますよう」が正しいようです。

しかし、Googleで「くださいますよう」と「いただきますよう」を検索すると、それぞれのヒット数は、407,000件と868,000件であり、「いただきますよう」の方がWebサイトで多く使われていることがわかりました。

何となく「くださいますよう」では語感が悪いような気がします。「~いただく」とすれば、手っとり早く敬語化できて便利という理由で使っている人が多いのではないかと思います。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2004.12.02

地上デジタル放送の問題点を報道しない新聞・テレビ局に明日はない

昨日、WBSを見ていたら、各局の女子アナが出演していて、その中で地上デジタル放送の受信機は1年で154万台普及し、今年中に200万行くかも。と説明していました。

えーーーーーーー! 154万台!

そんな少しでいいのでしょうか。これから年200万台増加するとしても6年後の2010年12月で1354万台です。全国のテレビが1億台あるというのに、これではアナログ停波でほとんどのテレビが使えなくなってしまいます。

よく聞いていると、放送局はどんどんデジタルにしていると言っているだけで、視聴者のことは何も言っていません。

地上デジタルを見たいがためにテレビを買い替えた人はどれくらいいたのでしょうか。ひょっとしたらこの154万台はすべて薄型テレビを買ったら地上デジタルがついていたということだけではないでしょうか。

視聴者には地上デジタルは全く無視されているような気がします。普及のスピードが少し遅れているなどというレベルではなく、視聴者は地上デジタルのメリットを全く評価していないような感じです。このままだと、受信機の普及は悲観的な予想をもはるかに下回るかもしれません。

各新聞社はこのことを認識しているらしく、朝日以外は目立った記事を出していません。自分たちに都合の悪いことはできるだけ目立たないように、当たり障りのないように報道する方針のようです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

まだまだデフレは続く

木村さんの「経済・物価・日銀のシナリオ」はなかなか難しい内容です。

10月29日に日銀が公表したレポートを引用し、2005年度の日本経済は、景気拡大傾向だと言っています。つまり、

・海外経済の先行きについては、米国や中国を中心に拡大が続いていく
・IT関連の在庫調整は軽度で終わる
・設備投資については内需関連分野も含めて増加を続ける
・雇用者所得は緩やかな増加に転じる
・個人消費は緩やかに増加していく
・したがって消費者物価指数は05年度はプラスに転化する

このため、日銀の今後の金融政策が転換するのではないかと言いたいようです。

福井日銀総裁が金融政策の変更については慎重であるとも言っていますが、そのことについては、さらっと流しています。

しかし、そんなうまくいくでしょうか。株もなかなか上がりませんし、年金や税金の負担が増すばかりです。私の感覚では年末から来年にかけて個人消費がかなり冷え込むと思います。

福井総裁の言うとおり、ゼロ金利解除は当分お預けでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2004年11月 | トップページ | 2005年1月 »