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2004.12.22

IBMが中国LenovoにPC部門を売却

発表から2週間ほどたってしまいましたが、これについて考えてみました。

今のWindows PCはもともとIBMが生み出したものです。その本家がPC部門を売却するということで大きなニュースとなりました。

確かにPCは利益の薄いビジネスです。先進国では今後、伸びが期待できず、かといって途上国でのビジネスは中国メーカーとの競争でこれも利益が望めないということで、価値のある今のうちに売却して利益を確保しようという発想はわかります。

しかし、要素技術のノウハウがなくなってくると、それを生かしたシステム提案ができなくなり、競争力が弱まるような気がします。PCは次世代技術を試す場所であり、PCを捨てることは、次世代技術がよくわからなくなってしまうことを意味すると思います。

この決断の結果は、おそらく10年以上先に出ることになるでしょう。それまでは利益が伸びて、IBMのトップの評価は高まるかもしれません。その先はマイナスの影響がでてくるかもしれません。

日本では富士通や東芝のトップがすぐにPCビジネス継続の表明をしています。日米の考え方の違いがはっきりとでている感じです。

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