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2004.11.19

住宅金融公庫の融資焦げ付き

8月21日のasahi.comの記事に、融資焦げ付きについてもっと詳しい情報が載っているのを見つけました。

「住宅金融公庫融資焦げ付き、税金投入を大幅拡大」

まとめると、
・03年度の公庫の融資残高は約61兆円
・6カ月以上の延滞債権は約6900億円
・9割が公庫住宅融資保証協会の保証で、残りが個人保証
・協会分の代位弁済が増加し、さらに最近は融資が縮小しているため、収入が減り、穴埋めが難しくなった
・国交省は、税金による穴埋めが不可避と判断、05年度から10年程度かけて予算を計上する方針を固めた

それで11/4の穴埋めの金額の記事につながるわけです。

公庫の金利は3パーセントくらいなので、融資残高が60兆円なら、毎年1兆8000億の収入になります。

特殊法人監視機構の住宅金融公庫のページ
によると、職員は1000人程度ということなので、一人当たりの経費を1000万としても100億です。これだけだと大儲けしているように思います。

おそらく資金のほとんどを占める財政投融資からの調達コストが高いのでしょう。
低金利の融資に借り替えてコストを下げられるはずです。しかしそうすると今度は財政投融資を貸している側の財務省が困ってしまいます。あるいは、借り替えできない契約になっているのかもしれません。財務省が焦げつき分をおとなしく払うのはこのあたりに理由がありそうです。

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