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2004.11.13

地上デジタル放送は普及する?

ITmedia 11/11 西正さんのコラム「地上波デジタル放送の普及は、誰にも妨げられない」を読みました。要約すると、

1.薄型テレビへの買い替えとともにデジタルテレビの普及が進んでいる。
2.薄型テレビには地上デジタルチューナーが付いており、ユーザーから、「付いているなら見てみたい」という要望が多い。
3.隣接県の局の動向を黙視できないという事情などから、デジタル化を前倒しで進めている地方局が登場し始めている。
4.したがって、地上デジタルの計画を見直すべきという議論は間違っている。

です。しかし、このこのコラムには全く説得力がありません。

1.どのくらい普及が進んでいるか、具体的な数字がありません。また、その進み具合が、1億台以上あると言われているテレビとビデオを置き替えるスピードなのかについても触れていません。
2.「付いているなら見てみたい」という要望があるのはあたりまえで、過大に評価しています。
3.隣がやるからウチもというお役所感覚があるのでしょうか。技術の進歩が早いですから、予算さえつけば送信する側がデジタル化するのは容易と思います。
4.なぜこんなに簡単に結論づけられるかのかわかりません。デジタル化には、送信する側と受信する側で対応が必要になります。問題は受信側であり、国民がアンテナとチューナーをおとなしく買ってくれるだろうかということです。


「これからは地上デジタルなんですよ」と世論を誘導したいのかもしれません。放送業界は誘導できるかもしれません。しかし、受信側の問題について深く触れないのであれば、受信側を誘導することはできないでしょう。視聴者はそんなに甘くありませんよ。お金がかかる場合はなおさらです。

同じITmediaに違った見方があるのも興味深いです。

私としては、2011年に本当に地上アナログ放送を停止して欲しいと思います。どうなるか楽しみです。きっとCCCDのようになるのでしょう。

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