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2004.05.25

木村剛はだめだ3

「「デフレは一世紀続く」などと構造デフレを唱えた向きもいたが、世界中に蔓延した過剰流動性の下での「デフレらしき現象」は、需要増による価格上昇圧力に極めて脆弱であることを衆目の面前で明らかにしつつある。」

とのことですが、現状をデフレの終わりとするにはまだ早いでしょう。ちょっとせっかちだと思いますし、長期的な視点に欠けていると思います。

2/13の木村さんのブログでは、
「デフレが終焉したとき、金利が今の水準にとどまることはありえないということだ。このような財政事情を抱える日本であれば、長期金利が5%程度に急騰する可能性すら完全に否定することはできない。」
とありますので、デフレの終わりなら長期金利が多少は上がっているはずですが、実際はそうなっていません。

確かに景気は良くなっています。また、いろいろな物の価格が上がっているようです。しかし、木村さんが示しているのは、みんな素材です。
一部、製品もありますが、製品は増産によってある程度価格低下するでしょう。
素材にしても、今後も上がり続けるとは限りません。誰かが買い占めていて、今後急落するかもしれませんよ。

デフレトレンドの理由は、
1)人口が減り、また高度利用により土地があまることにより資産価値が低下する。
2)科学技術の進歩により、同じ製品の価格が下がる。
3)国債、地方債等の借金返済のために手取りが増えず、購買力が上がらない。
といったところだと思います。

特に日本特有の要因として1)と3)があるので、アメリカが過剰流動性ゆえにインフレ気味でも、日本はそうなるとは限りません。

さて、来年の今頃はどうなっているでしょうか。私の予想は長期金利1.5パーセント変わらずです。

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